アンサングシンデレラ薬剤師葵みどり漫画の13話ネタバレ、あらすじと感想です。
13話は12話に引き続いて末期の胃ガン患者の柴崎太一さん、その息子と孫の樹里の話。
摂食障害になってしまった樹里を含めた柴崎さんの家族と葵たちがどう関わっていくかの内容になっています!
それではアンサングシンデレラ13話のネタバレです。
アンサングシンデレラ|第12話ネタバレあらすじと感想も紹介!摂食障害の女の子アンサングシンデレラ|第13話ネタバレあらすじ!第二の患者
アンサングシンデレラの第13話のネタバレとあらすじをまずは紹介します!
嘘つき
「おじいちゃんは治らないって分かってるのに、嘘ついて治療受けさせてる」
「抗がん剤ってすごく辛いんでしょう?ご飯も食べられなくて」
「かえって悪くなるとか、やる意味ないって言う人もいる」
と勢いよく話す樹里
そんな樹里をなだめる葵
「ごめんなさい…葵さんは関係ないのに…」
と樹里は泣き崩れてしまいました
エバさん
臨床心理士の成田さんや、久保山先生に樹里のことを相談する葵
ガンという事実より、延命治療を嘘をついて行っていることを気に病んでいるのかもしれないと成田さん
父親が告知に消極的になっているだけではなく
樹里とその話題に触れることを避けているため
よけに相談する相手がおらず
かえってネットの情報に振り回されていないかと心配そうにする葵
「葵さんも落ち込まずに樹里さんと接するのを怖がらないでね」
と声をかける成田さん
葵は頭で分かっているつもりでも
大事な人を失うかもしれない恐怖や
自分が家族を支えなければいけないという責任
弱音を吐けない孤独を理解できていなかったと凹む
パソコンでまた太一さんのカルテを眺めている葵
それに気付いた瀬野さんが声をかける
ガンについて勉強不足でと
瀬野さんに薬について質問する葵
瀬野さんはガン領域の認定医師がいるのだからと
エバさんこと江林隆二さんを呼んだ
ガン薬物療法認定医薬剤師のエバさんに
太一さんのことを相談する葵
エバさんは太一さんが入院していることを知っていた
「少しでも効くものを」というお父さんの要望があったというエバさん
薬について質問する葵に
「がん領域ってなかなか新人がつかないから」と嬉しそう
エバさんの説明
がんの治療には科学的な根拠に基づく「標準治療」が推奨されていると説明するエバさん
標準治療は「手術」「薬物療法」「放射線治療」の3つで
検査結果や本人の意志、体力や生活環境を考慮して組み合わせて行われると葵に説明する
そんな標準療法は70歳前半までの患者を対象としていて
太一さんは74歳
ただ、体力もあるためS-1とシスプラチンという薬が選択されていると説明した
もっと副作用の弱い薬もあるものの
効果がいまいちだった時に、体力が落ちていたら使えない
だからお父さんと話し合ってS-1とシスプラチンになったとのこと
そんな時に、エバさんに葵を付き添わせて欲しいと頼む瀬野さん
「一緒に治療に参加して経験しとけ」
という瀬野さんの言葉をエバさんが了承した
第二の患者
臨床心理士の成田さんと面談する柴崎さん(お父さん)
「第二の患者をご存知ですか?」と切り出す成田さん
大きな病気にかかった患者さんの周りの家族や友人も
患者さんと同じかそれ以上に苦しむことがあるため
「第二の患者」と言われると説明する
樹里に心配をかけたくなくてと語る柴崎さんに
「治療への疑問や強い罪悪感」を家族と共有できないままで
樹里の心が健康でいられるのかと問う
その頃、葵は樹里の病室へ
「自分が言いやすい答え方をして正直じゃなかった」と樹里に謝る
そして自分も薬剤師でガンに詳しい先輩に教わるから
なんでも話してねと伝える
和解
成田さんに、樹里だけでなく柴崎さん自身も「第二の患者」と言われた柴崎さん
病室に戻ると、葵に樹里が「家族もバラバラになっちゃう気がして凄く怖い」と泣いているのを見てしまう
「じいちゃんに病気の事を伝える事にした」
と樹里に話す柴崎さん
「ちゃんと話さなくてごめんな」と樹里に謝る柴崎さん
家に帰った柴崎さんはお店のカウンター席で1人で肩を震わせて泣いていた
告知
数日後に柴崎太一さん、おじいさんに病名が主治医から告げられる
そこにはお父さんだけでなく、樹里の姿もあった
同席を頼んだという樹里に、居ても大丈夫だと答える太一さん
担当医の畑中医師から本当の病名が告知された
シーンと静まり返る病室
「まー、そうかなと思ってたよ」と答えるおじいさん
「あんまり長くないってことですよね」
と尋ねるおじいさんに、畑中先生が病状について説明した
ガンの状態はステージⅣ…
家族で
今後の治療方針が相談される
「私は治療は必要ないと思っとるんですが」
と急に切り出すおじいさん
ビックリする柴崎さんに
抗がん剤をやってもがんが消えるわけでもないしと消極的なおじいさん
そんなお金をかけるくらいなら、樹里の将来にお金を使って欲しいと語る
「3ヶ月なんて…やだ…やだよぉ…」
おじいさんの方針を応援しようと思っていた樹里
それでも3ヶ月しかなんて納得がいかないと泣き始める
そんなおじいさんに、抗がん剤を続けながら自宅に戻って
仕事を休み休み続けることも出来ると伝える畑中先生
「これからのことをご家族でゆっくり話し合ってみてください」
という畑中先生の言葉に、柴崎さんたち3人が頷く
「治療は患者さん本人のものです、いつでもあなたが選択できるものですから」
という先生に、笑顔で答えるおじいさん
その後、柴崎さんは抗がん剤治療の継続を選び
家族で末期がんと闘っていく日々がはじまった
アンサングシンデレラ第13話の感想
アンサングシンデレラ第13話の感想です。
今回も引き続き末期がんの柴崎さん一家のお話。
やっぱり末期がんの話とあって、ずっしりきますね。
仲良しの家族なのに、父親と樹里を気遣っていっぱいいっぱいの柴崎さん
そして父親におじいさんの病気について相談できずに悩んでしまっている樹里
12話でおじいさんと話している時の楽しそうな表情と一転
やつれた表情の樹里が印象的でした
そしていつもは、どんどん良いアイデアを思い付くのに
今回はなかなか打開策を見つける事が出来ない葵
普段は明るい葵ですが、今回は柴崎さんたちの事で
かなり気に病んでいるようでした
そして初登場のガンの薬に詳しいエバさん
おっとりした雰囲気で優しそうな薬剤師さんです!
今後もたくさん登場するのかな?
最後はおじいさんに告知する事になり
おじいさんも抗がん剤治療を継続することになり…
家族がまたひとつになったような形で
良い方向に進んだと言えば進んだのですが
おじいさん、太一さんの病気は末期がん
まだまだ次の14話でも重い話題が続きそうです
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