テセウスの船3話終盤に未来に戻ってきた田村心。
過去改変した結果、状況が悪化してしまったことから「テセウスの船はバタフライエフェクトっぽい」という声があがっています。
確かに映画「バタフライエフェクト」は過去に何度も戻り続けた結果、どんどん状況が悪化してしまいましたよね。
そこでテセウスの船はバタフライエフェクトっぽいのかについてや映画「バタフライエフェクト」の内容を振り返ってみました。
目次
テセウスの船はバタフライエフェクトっぽい?過去改変で状況悪化
バタフライエフェクト #テセウスの船 pic.twitter.com/UZXxUYL3Ma
— 奥 黛莉(おく まゆり) (@MLZ0902) February 2, 2020
テセウスの船で主人公の田村心が3話で突然未来に戻ることになりました。
未来に戻ってみると、過去改変によって未来が変わっていて…
- 奥さんの由紀(上野樹里)が生きている
- 田村心の赤ちゃんがいない
- 一家心中で母親と兄がいない
- 学校での事件も変わっている
というように未来が変わっていました。
奥さんの由紀(上野樹里)に関しては、今回の過去改変で田村心と出会わずに生き延びる世界に。
「亡くならずに済んだ」反面、好きな人と出会えず、赤ちゃんも居ない。
そして何よりお母さんとお兄ちゃんが…という未来。
そしてこれは4話のネタバレになってしまうのですが、母も父も居なかった鈴と心は孤児院に引き取られることとなってしまいます。
つまり記憶には無いものの、幼少期も変わることに。
そして、孤児院に引き取られたことで、先生を目指すこともなくなり、バスケが大好きという設定に変わっていました。
バスケうんぬんについては過去改変の結果、悪い状況になったとはいえませんが
実の兄と母が亡くなってしまっていること、ノートを犯人に渡してしまったことについてはかなりの状況悪化ですよね。
そこで思い出されるのが映画「バタフライエフェクト」です。
バタフライエフェクトのネタバレ
やっぱりバタフライエフェクト的なやつだったか。
#テセウスの船 pic.twitter.com/YoY0Mf5Wvc
— Horun Yamamoto _ 山元ほるん (@Runh01) February 2, 2020
バタフライエフェクト(映画)の内容についてネタバレします。
バタフライエフェクトは2004年、2006年、2009年とシリーズもので展開された映画。
テセウスの船と同じで主人公が過去に戻って未来が変わってしまう内容となっています。
200年公開のバタフライエフェクトの主人公の名前は「エヴァン」
記憶喪失だったエヴァンは日記を読むと過去に戻れるという力を持っています。
この力が問題で…。
記憶喪失のため過去を知らなかったエヴァンが、日記を読んで過去に戻り、現実を変えようとするんですけど…。
誰かを救うと誰かが酷い目にあってしまう。
もしくは、誰かを救おうとすると、誰も救えず事態が悪化する。
どう頑張っても、悪い未来になってしまうんです。
何度も何度も過去に戻って、どうしても未来が良くならないのかと視聴者も落胆する展開の中で
なんとケイリーという大好きな幼馴染が自分の事を好きになった事が原因で
悪いことが起こっていたことにエヴァンが気付いてしまいます
そして幼馴染のケイリーに、あえて酷い言葉を言って、自分の事を好きにならないようにします。
はじめて2人が出会ったパーティーに戻ったエヴァン、ケイリーに近づくなと言うんです。
酷い事を言われて泣てしまうケイリー。
それを見て「さよなら」と言いながら泣くエヴァン。
すごく切ない展開でした。
そしてその結果、未来は良い方向に。
ただし2人はすれ違ってしまう…。
もう2度と過去に戻れないようにと
写真や日記を処分してしまうシーンもなかなか心に残りました。
テセウスの船はバタフライエフェクトっぽいと話題に
テセウスの船はバタフライエフェクトのようになる?原作ネタバレ
遅ればせながら「テセウスの船」第1話を視聴。
父親の疑いが(一応は)晴れ、心は安心したようですが……私はまだ疑っている(悪い癖)🤔続きが気になる…楽しみです!!|ω・`)チラッ
東元俊哉さんの漫画が原作だそうで…そちらも読んでみたいですね。📖#テセウスの船 #東元俊哉 pic.twitter.com/bk5RsWqd1E
— しおね ゆこ@読書 (@sione_yuko) February 2, 2020
そこで気になるのが、テセウスの船がこのままバタフライエフェクトのようになるのか、ですよね。
原作とドラマで内容が違うので、ここはなんとも言えないのですが…過去改変することで未来が悪くなってしまうのは事実。
ただ、テセウスの船については原作通りなら、バタフライエフェクトのように何度も何度も過去に戻ることはありません。
そのため、バタフライエフェクトのように何度も何度も過去へ戻ってその度に心を病んでいく…のような展開ではないですね。
そして、皆の未来のために、何かを悟って…のような展開も原作ではありませんでした。
この辺りについては、ドラマでどう変えてくるか分かりませんが、原作では過去改変となるタイムスリップは2回だけです。
最終的に…ですが、いちようテセウスの船の原作では、2回目のタイムスリップでの過去改変は、ハッピーエンドと言えると思います。
そのため、バタフライエフェクトのように奥さんとすれ違う…のような展開でもなかったりします。
ただ…厳密には…原作では…なんといいますか、ある意味主人公が自己犠牲のような展開でもあるので…(以下超ネタバレです)
最終的には…
最後の最後で、田村心が犯人に刺されそうになった父親をかばって…自分が…というシーンがあります。
なんと過去に戻ったまま、未来に帰れなくなってしまうんです。
命を落としてしまって…。
それでも、未来では田村心が普通に生きていて、そして奥さん、由紀とも出会っていて…というところで原作は終わります。
バタフライエフェクトではディレクターズカット版で、主人公が臍のを自分の首に巻き付けるという衝撃的な展開もありましたので、田村心が過去に戻って自分を産まれなくするのではという考察がありますが、原作通りなら心ではハッピーエンド。
過去に戻って亡くなってしまったのに、未来では生きていて、未来では幸せだから過去に戻る必要は無くて、というちょっと複雑な展開。
それでもいちよう原作はハッピーエンドなので、バタフライエフェクトとはちょっと違うのではないでしょうか。
テセウスの船はバタフライエフェクトっぽい?過去改変で状況悪化 まとめ
テセウスの船はバタフライエフェクトっぽくて、過去改変で状況悪化しますが、バタフライエフェクトよりと違って最後はハッピーエンドになる…ハズです。
原作と真犯人が違うということで、確実ではないんですよね。
久しぶりにバタフライエフェクトを思い出して最初から見返したくなりました(笑)
今後もテセウスの船が見逃せませんね^^
コメントを残す