卵殻膜(卵の薄皮)が傷を治す力があることをご存知ですか。
過去にはなんと力士の方が使用していたという話も。
【卵殻膜(卵の薄皮)は傷口を治す効能があるの?過去には力士も使用?】ということで、傷口に効くということでビックリな卵殻膜、卵の薄皮の効能についてまとめてみたいと思います。
目次
卵殻膜(卵の薄皮)は傷口を治すの?
卵殻膜(卵の薄皮)に傷口を治す効能があるのをご存知でしたか?
なんと卵殻膜(卵の薄皮)が傷を治すことについてはアメリカの科学誌にも掲載されているんです!
卵殻膜はタマゴの殻の内側にある薄膜のことです。主成分はタンパク質で、二層の網目状構造をしています。外側は粗く、内側は密な構造になっています。古くは力士が怪我をした際に傷口に卵殻膜を貼り、傷を早く治したと言われています。
キューピーのサイトにも掲載されているのですが、過去には力士の方が傷口を早く治すために利用したんだとか。
昔から利用されていた成分というのも驚きですし、昔の人って本当に凄い知恵をお持ちですよね…。
こちらの卵殻膜を傷を癒すための絆創膏の代わりにする事については、NHKの卵殻膜について特集する番組でも触れられていました。
卵殻膜…ただの「卵の薄皮」と思っていましたが、凄いですね。
たったの厚さ50μmの卵殻膜、「卵の薄皮」とあなどれないなと思いました。
卵殻膜(卵の薄皮)を傷口に使用する方法は?
それでは卵殻膜(卵の薄皮)を傷口にしようするにはどうすれば良いのでしょうか。
卵白にはリゾチームという殺菌力のある酵素が含まれています。
また、卵白は乾燥すると傷口に被膜を作って絆創膏の役割も果たします。
卵殻のすぐ内側にある膜(卵殻膜)を傷口に張っておくと皮膚の細胞が活発に増殖して傷を早く治すといわれています。
兵庫県立農林水産技術総合センターに書かれた豆知識を読んでみると、卵殻膜だけでなく「卵白」の「リゾチーム」という酵素も傷口のケアに役立つとのこと。
- 卵殻膜(卵の薄皮) ⇒皮膚の細胞の増殖
- 卵白 ⇒殺菌力のある酵素が含まれ、乾燥すると傷口に被膜を作る
なるほど、とても良さそうですね。
ただ、卵の卵白にはアレルギー物質も含まれるので「卵アレルギーの方」はご注意ください。
茹でた卵を利用する方が多いようですが、生卵でないと薄皮の中の成分が熱でダメになってしまいます。
卵の薄皮、卵殻膜を剥がす方法についてまとめましたのでそちらをご覧ください。
卵殻膜(卵の薄皮)について立浪親方が言及!プロレスラーも使用?
2019年1月18日のAbemaTVの相撲中継内で、立浪親方が卵殻膜について実際に使用していたと言及しました。
その内容がコチラ。
立浪親方は「(切り傷を)縫うと、また割れやすいって昔から言われましたね。卵の薄皮を貼るのは、稽古場でみんなよくやっていました」と明かした。これに対して、視聴者からはコメント欄に「初めて聞いた」「プロレスラーもやってたよ」などといった声が寄せられた。
昔から力士の方は使用していて、稽古場でよくやっていたんですね。
更に視聴者からは「プロレスラーもやっていた」という発言がありました。
卵殻膜(卵の薄皮)を絆創膏にするのは角界では有名なのですかね。
卵殻膜(卵の薄皮)は傷口を治す効能があるの?過去には力士も使用?まとめ
【卵殻膜(卵の薄皮)は傷口を治す効能があるの?過去には力士も使用?】ということでまとめました。
卵殻膜(卵の薄皮)に傷口を治す効能があるかも…というのは知らなかったので、はじめてその話を聞いた時は驚きました。
過去には力士やプロレスラーの方も使用していたと聞くと、ちょっとやってみたくなっちゃいますね。
お肌の美容に良いと言われている卵殻膜、その治癒力にも脱帽です。
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