日大サークル(プロレスサークル)の「NUWA」でイジメが起きていたことが文春でスクープされました。
このイジメは日大サークル「NUWA」のXとYがAさんに対して行ったもので、Aさんはバックドロップで全身不随になってしまったのだそうです…。
【日大サークルNUWAでイジメたXとYは誰?Aさんがバックドロップで全身不随】ということで、この件についてまとめました。
目次
日大サークルNUWAでイジメ!Aさんがバックドロップで全身不随に
週刊文春によると日大サークル、プロレス研究会「NUWA」でイジメが行われていたとのこと。
そのイジメによって2015年春に「NUWA」に入ったAさんがバックドロップで全身不随に。
「サークル活動中に起こった不慮の事故」と日大側は見解を発表していて、被害届を出したところ相手の方は書類送検になったとのことです。
次の公判は5月21日に開かれる予定となっています。
キッカケ
プロレスが好きだったAさんはたまたまインターネットでNUWAを見つけて入会。
日大ではない別の私立大学に通っていたAさんですが、「他大学も歓迎」とあったため、入ったのだそうです。
その当時、Aさんは大学2年生でした。
Aくんへのイジメの内容
Aさんへのイジメ内容まとめ
- Xが練習中にAさんの脛(すね)を叩いていた
- XがAさんに食費を出させていた
- XがAさんを研究会に引き留めるために「留年しろ」と脅していた
- 大学の授業で練習に行けないと「出てこい」としつこく連絡されていた
- 運動が苦手で小柄なAさんにバックドロップをかけるように後輩の新人Yに指示
- バックドロップをAさんに3度かけたY、見栄えが悪いと更に技をかけさせるX
- 結果、Aさんは投げ飛ばされて頚髄を損傷する重傷になってしまった
上記イジメの詳細は以下の通りです。
週に2回の練習に通っていたAさん。
事件が起きたのは4年生で就職活動を行っていた2017年8月1日の練習中だったそうです。
当時、AさんはXからイジメに遭っていたとのこと。
練習中にXに脛を叩かれたり食費を出さされたりしていたとか。
また、Aさんを研究会に残らせるために「留年しろ」と脅かしたり、授業のため練習への参加を断るAさんに「出てこい」としつこく連絡する事もあったのだそうです。
事故の前、XはAさんに「次の試合でバックドロップを掛けられるように」と伝えたとのこと。
技をかける相手としてXが選んだのは後輩のYで、試合は未経験の新人でした。
Aさんは小柄であまり運動が得意ではなく、「お笑い試合」に出場しているメンバーだったため困惑。
Aさんが完全に上半身をフリーに投げられる技を受けるのは初めてで、周囲のメンバーは「大丈夫かよ」と心配していたのだそうです。
それなのに技を3度もかけられてしまったAさん。
XはYに「見栄えが悪い。振りぬく感じが足りない」と指示し、それに従ったYにAさんは思いっきり後方へ投げ飛ばされてしまいました。
「すぐに首が脱臼したのが分かり、痛みがすごかった。救急車が来て、担架で運ばれている最中に、酸素マスクを付けられたけど、急に息苦しくなって…。このまま死んでしまうのかなと」と語るAさん。
Aさんは「頸髄損傷の重傷」で緊急手術へ。
一命はとりとめたものの、首から下が自力で動かせない全身不随になってしまったのだそうです。
日大サークルNUWAのXとYは誰?
日大サークルNUWAのXとYは誰でしょうか。
週刊文春には以下のようにまとめられていました。
- XとYは日大のプロレスサークル「NUWA」に所属していた
- 事件が起きたのは2017年8月1日(その時にXもYも在籍している)
- Aさんが入ったのは2015年春で、Xは当時も在籍
- YはXの高校時代の後輩(2人とも同じ高校)
- Yはがっちりした体格で当時は試合経験が無い
XとYはAさんについて「長年の経験者」と語っていて、「Xの指示はなかった」としているのだそうです。
Aさんは2018年の6月に神田警察署に被害届を提出、2020年3月10日にXとYは書類送検されているとのこと。
Yに携帯で事件について文春が尋ねると「ちょっと今、忙しいので後ほど」と電話を切られ、Xは携帯に出なかったとのことでした。
次の公判は5月21日に開かれる予定です。
Yは2017年に事件が起きた時は「新人」ということで大学1年生だったのでしょうか。
Xは2015年に在籍していて2017年にも在籍ということは2017年に大学2年生、Aさんと同い年…もしくは留年していて1年年上でしょうかね。
2017年に大学1年生の方の2020年現在の年齢⇒1998年生~1999年生(22歳)
2017年に大学4年生の方の2020年現在の年齢⇒1995年生~1996年生(24歳)
Xは24歳~くらいの年齢でYは22歳前後。
既にどこかの会社に就職しているのでしょうか。
これ以上の事は、今は何も発表がありません。
日大サークルNUWAが酷い?Aさんのスマホに動画が…。
週間文春によると日大サークルNUWAでの出来事の一部がAさんのスマホに動画として残っていたのだそうです。
残っていた動画は事故の3ヶ月前の練習中に撮影されたもので、以下のような内容でした。
マットの上で何度か受け身を取ったAさんが再びマットの上に。
すると「バン!」という音が響き渡り、Xの「もっとだよ。腰上げろ!オマエ、3年間サボってきたから、これだよ」そしてまたバン!という音と再び受け身を取るAさんが…。
するとXの声で「まだだよ。首から落ちろ、首から!首から落ちるんだよ!落ちても大丈夫だろ?首から首から!」
更に周囲では「えへへへ」と笑い声が起きていたとのことです。
動画を見たAさんの父親は、もちろん憤りを感じたそうです…それはそうですよね。
日大はこのサークルを公認していて、顧問的立場の法学部教員もいたのに、この練習は放置されていたとのこと。
2018年12月にAさんは日大とX、そしてYに対して5千万円の損害賠償を求める裁判を起こしています。
カラダの首から下が動かなくなってしまったら…私ならお金じゃなくて元の健康なカラダを返して欲しい。
Aさんが可哀相です…。
Aさんは「健康体だった事故前日の記憶が、なぜかいまだに鮮明なんです。もちろん自分は生きています。でも、あの事故を境に時間が完全に止まってしまっているんです。被告には法廷で本当のことを語ってほしい」と文春に伝えたそうです。
事故の真相は分かりませんが、もしイジメの事実が本当なのだとしたら、二度と起きないように対策して欲しいですね。
【いつも応援してくださる皆様へお詫びとお知らせ】
いつもNUWAを応援ありがとうございます。この度、8月11日(金)に予定していた #レミー留学 は中止とさせていただきます。
NUWAは2017年8月に活動停止が行われています。
日大サークルNUWAイジメのXとYは誰?Aさんがバックドロップで全身不随まとめ
【日大サークルNUWAイジメのXとYは誰?Aさんがバックドロップで全身不随】ということでまとめました。
それまで健康だった体が突然自分の思い通りに動かなくなってしまう…Aさんの今を思うと悲しくなります。
私も学校で大好きな友人がイジメに遭って、その友人を庇って一緒にイジメられたことが大人になった今もトラウマです。
もしこの話が真実ならイジメた方は真実を話して欲しいと思いました。
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