捨てられた皇妃ネタバレ【111話・112話】ネタバレの紹介と、感想です!
「ピッコマ」連載漫画の「捨てられた皇妃」111話・112話のネタバレと感想をまとめてみました!
ついに美優が現れた…!?
捨てられた皇妃111話・112話のネタバレをしていきます!
目次
捨てられた皇妃ネタバレ【第111話・第112話】感想も!神の選ばれし子
第111話ネタバレ~美優が現れた現実
皇宮内で干ばつの対応について大臣達が言い争いをしており、気分転換に少し歩こうというルブリスの提案で本宮裏の湖に向かった大臣たち。
そこでも言い争いをする大臣たちを仲裁するルブリスでしたが、そこに湖から一人の少女が現れます。
奇抜な服装に肩まである黒い髪と瞳、この大陸では見かけない変わった風貌で「異世界の少女」でした。
夏の別邸で倒れてしまったアリスティアはパパの声で目を覚まします。
パパはこれまでティアの話が半信半疑でしたが、黒い瞳に黒い髪の少女がティアの言っていた通りだと。
ティアの記憶では、美優が現れるまでにはまだ1年以上あるはずでした。
既に首都では貴族派と神殿が結託してその少女が「選ばれし子」だと主張している様子。
首都へ帰ったアリスティアは陛下と一緒にいて、陛下はわざとらしく「うちの嫁」と言います。
アリスティアは早速ルブリスに呼ばれて彼の宮へ行きました。
ルブリスはご苦労だったと、陛下も楽しんでおられたようでアリスティアに同行してもらって正解だったと言います。
少し見ない間にやつれた感じのルブリス。
自分の為に陛下に同行させてくれたのか聞いてみようかなと考えますが、美優をはじめてみた彼はどんな反応だったのだろうという疑問もあるアリスティア。
今回も一目惚れしたのかな?彼女に運命感じたのかな?
彼女が「神の選んだ人」って気づいたかな?
ルブリスは以前、彼女が領地でアレンディスに書いていた手紙の内容のことを聞こうとしますが、そこへローズ宮から急ぎの知らせ。
ローズ宮ではラス公爵夫人が指揮を執っているようですが、そこで二人に何やらあったようです。
少し待たせろと言うルブリスでしたが、アリスティアは忙しそうなので失礼しますとその場を離れました。
結局美優が現れたら、時間が巻き戻る前と同じ軌跡を辿っているのを感じてアリスティアはいら立ちを覚えます。
どうして自分に希望を与えたのか、どうして名前なんて与えたのか、「運命を切り開く者」ではなかったのか。
アリスティアは神殿へと向かいます。
第112話ネタバレ~神殿と大神官
同じ運命を辿るなら、どうして自分に希望を与えたのかと怒りを覚えたアリスティアは神殿へと向かいました。
しかし大神官との面会申請は受けられないという5年前とは明らかに違う冷たい対応の神官たち。
仕方なく祈祷室に向かうアリスティア。
5年前は主神の声が聞こえましたが、今は聞こえないだろうと思いながら向かっていると、突然として現れた中庭。
そこで主神の声が聞こえますが、それは自分への声ではなく、美優に名を与える神の声でした。
美憂へ与えられた名は、美優・グラスペ。
アリスティアの元へ政務会議への招集通知が届き、翌朝皇宮へ向かいます。
美憂の隣の「尋問席」に座るように指示されたアリスティアでしたが、モニーク一族の一員として堂々と自分の身分に相応しい席を要求します。
会議が始まると、貴族派のハメル伯爵が早速本題を切り出し、主神ビタが美優に神語の名を与えたので美優こそが本物の神に選ばれし子だということを主張しました。
モニーク侯爵令嬢も5年前に神から名を授かったがそれについてはどう説明する?という陛下。
神から名を授かったのが二人もいるということに会議内ではどちらが・・・と揉めていました。
自分の時のお告げなんて今更意味もないと思いながら、黙って座っている美優を見て昨日ローズ宮で何があったのかということも気になるアリスティア
美憂の視線はアリスティアへ向けられていますが、アリスティアは気づく余裕がありません。
アリスティアが神の名を授かったことを捏造だと言い、白熱する会議。
ルブリスはうるさいと場を鎮め、確認すべきは二人のうちのどちらが「神に選ばれし子」かということだと言います。
それならば確認しようと、ルブリスは大神官を会議場へ呼び出しました。
主神の第三の根テルティウスと名乗り、出てきたのは銀髪の男性。
神から名を授かったのはどちらもと言い、それぞれフィオニアとグラスペという名が授けられたと。
それではどちらが「神に選ばれし子」なんだと聞くルブリス。
大神官に核心を聞くルブリスの言葉に緊張してしまうアリスティア。
大神官テルティウスは、アリスティア・ラ・フィオニア・ラ・モニークは神に選ばれし子ではなく、美優・グラスペがこれまでの出来事を覆す新たな主人公であり唯一かつ真の神に選ばれし子だと言います。
アリスティアにはこれはわかっていたことで、この言葉を聞いても動じないと自分に言い聞かせていました。
真実が今になって変わるわけがないと。
次にテルティウスが口にした言葉は、「・・・というのはあくまで神殿の主張でございます」。
ニッコリとほほ笑むテルティウス。
捨てられた皇妃【第111話】の感想!
美憂が現れてまだあまり進んでおらず、ルブリスの気持ちもよく分かりませんが、アリスティアは「時間が巻き戻る前と同じ展開」と感じています。
貴族派と神殿が結託して美優を「選ばれし子」だと主張していること。
それをけん制するために、わざと陛下はアリスティアのことを「うちの嫁」とまで言って早速火花が散っている様子。
アリスティアは時間の巻き戻りで、自分が「皇妃」になる運命を変えようとしてきたはずですが・・・。
彼女にとって運命を変えるというのは、皇妃という同じ人生を避けることで、モニーク家の跡継ぎや騎士になるというのはある意味では一つの手段、気休めでしかなかったのでしょうか。
これまで時間の巻き戻りによって自分の周囲が随分と変わってきたかに見えたのですが、美優が現れたことによって軌道修正されてしまうのか。
捨てられた皇妃【第112話】の感想!
パパからアリスティアは聞かれました。
どちらを選ぶのか、一族の後継者として生きていくのか、それとも次期皇后として生きていくのか。
私は・・・と言って会議が始まったので、彼女の本意は聞けませんでした。
でもこの会議場で緊張している彼女の姿を見るに、皇后しての自分の運命を捨てきれてはいない様子。
少なくとも「皇妃」という人生はありえないとは思っているはず。
じっと黙ってアリスティアに視線を向ける美憂が少し不気味でした。
貴族派というのは、帝国の会議においてもしっかり発言権があるとは、内閣でいえば、貴族派は野党で皇帝派が与党のような感じ?
今回アリスティアは国会質問に呼ばれた感じ?
尋問席というのがなんだか嫌でしたけど、ここはアリスティアの気然とした対応が素晴らしかった。
ここにきて思ってしまったのが、ルブリスや陛下はアリスティアを擁護する派なら、貴族派がウダウダとうるさく美優を推してもアリスティアのことは変わらないのでは?と思いましたが、それでも神のお告げは絶対なのですね。
その「神」が「神殿」なのか「大神官」なのか。
今回大神官テルティウスは「神殿」の言葉を言いましたが、それはあくまで「神殿」が言ったことで自分の本意ではないというのを含んでいるような・・・。
捨てられた皇妃ネタバレ【第111話・第112話】感想も!神の選ばれし子まとめ
捨てられた皇妃111話・112話ネタバレ、感想も紹介しました!
美優とアリスティア、どちらが「選ばれし子」というのはもはや神でしか分からない気がしました。
でも大切なのはルブリスの気持ちもあるのでは?という気も・・・。
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