捨てられた皇妃ネタバレ【第101話・第102話】感想!アレンの心中

捨てられた皇妃ネタバレ【101話・102話】ネタバレの紹介と、感想です!

「ピッコマ」連載漫画の「捨てられた皇妃」101話・102話のネタバレと感想をまとめてみました!

ティアを想うアレンの気持ちは…?

捨てられた皇妃101話・102話のネタバレをしていきます!

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捨てられた皇妃ネタバレ【第101話・第102話】感想も!アレンの心中

第101話ネタバレ~アレンディスの計画

アレンディスがアリスティアの名を耳にした時の裏話です。

アレンディスの父ベリータ宰相が母親にモニーク令嬢を兄のアレクシスの相手にどうかと相談しているのを聞きました。

 

皇太子の婚約者を兄の相手に迎えるなどと、冷徹な父親がこういうことを言うということは、その婚約が白紙に戻る可能性があるということだと察したアレンディス。

病弱の兄と出来の良いと言われるモニーク令嬢が結婚なんて出来が良すぎる話だと思いますが、同時に父上ならば皇太子の婚約関係が悪くなるように工作しているかもしれないとも考えます。

 

自分の息子でも目の敵にする男がこの父親。

そんな父親がモニーク令嬢のことを相当気に入っている様子なのが気になります。

アレンディスは幼少からの天才で、父親は出来が良すぎるアレンディスのことを敵視しているようでした。

 

そんな環境で育ったアレンディスは、両親も兄も心から憎しみを覚えていたのです。

こうなったらそのモニーク令嬢を自分のものにして、結婚までこぎつけて爵位を継承してやると考えたアレンディスはアリスティアに近づいたのでした。

 

そんな家庭内と幼少期からの嫉妬心からアリスティアに会いにいったものの、同世代で賢く、素敵な容姿のアリスティアのことを気に入ってしまいます。

そのうえ、アリスティアには自分と同じように、父親を見る目に愛情を求めるような、「愛されない者」特有の渇求する目を持っており、自分もそんな目で見られたいと思いました。

 

それからどんな手段をとっても必ず手に入れると自分に誓い、あの手この手でアリスティアの気を惹こうとした彼は、子供ながらに愛の誓いまで立てたのです。

現在のアレンディス。

アリスティアに自分の気持ちには応えられないとはっきりと言われてしまい、部屋で心が真っ黒になっていました。

 

世話役のメイドの淹れたお茶に文句をつけて皮肉り、八つ当たりしています。

あの時、皇太子はまだ彼女に興味がなさそうだけど、あの美しさに気付かれてしまえば・・・と皇太子をライバル視しながら、もっと自分に夢中にさせなければいけないと考えていました。

 

自分なしでは生きていけないように少しずつ洗脳していき、周りが見えなくなるほどにしなければという焦りからアリスティアの元を毎日訪ねていると、皇帝命令で遠征に出されます。

翌年に遠征から戻ると、彼女の周りには自分の知らない彼女の仲間が出来ており、幸せそうな彼女を見ることになり、たえがたい嫉妬にかられたアレンディス。

 

邪魔者は増えていっても、それでも順調だと信じていたようですが、どこかで不安を抱きながら大きな失敗を犯すことになったのでした。

第102話ネタバレ~騎士の道を淡々と

アリスティアの気持ちが自分から徐々に離れていくのを感じていた頃に貴族派からの誘いがあり、決して本意ではなかってけど、自分の邪魔をするモニーク侯爵を困らせてアリスティアを取り戻す為に手を貸したアレンディス。

それでもアリスティアは自分なしで前に進んで、大勢の人を仲間にし、絶対に彼女の魅力に気づいて欲しくなかったルブリスの心まで掴んでしまい、これ以上どうしたらいいのだと彼にとっては絶望とアリスティアの喪失感がぬぐえません。

 

アレンディスとの一件があって以来ずっと部屋に閉じこもっていたアリスティアがやっと部屋から出てきました。

部屋からでてきてくれただけで十分だとティアを抱きしめるパパ。

アレンの気持ちを想うと心苦しく思う彼女ですが、彼と同じ恋としての心はないけれど、自分の出来た初めての大切なお友達だと、パパと同じぐらいにアレンを大切に思っています。

 

忙しかった建国祭も終わり、騎士団は模擬戦闘会を実施していました。

建国祭の貴族派による騒動で、リサ王国とルア王国を制御下におくことが出来、ゼナ公爵にも陛下が最終宣告をしていっときは大人しくなるだろうと考えるラス公爵。

 

騎士団の模擬戦闘会の試合が終わり、アリスティアは多少の無謀さもありながらいい戦略だったと副騎士団長から褒められます。

第一騎士団第13分隊は分隊長カルセイン。

その第13分隊が勇気と戦略において優秀だったと受賞しました。

 

アリスティアにとっては騎士団になって初めてもらった「がんばりの証」。

ルブリスは少し複雑のようです。

アリスティアの成長はよろこばしいけれど、それだけ自分から離れていってしまったと。

ルブリスは補佐官のハレンに何か頼んでいたようで、ハレンは着々と進めている様子。

 

模擬戦の後、今日の勝利は天才分隊長の自分の判断のおかげだというカルセインに、作戦を考えたのは自分だと引かないアリスティア。

そんな話をしながら歩いていると、アレンディスの姿を見つけます。

 

何も知らないカルセインは、いつものように「草頭」を呼び、模擬戦で勝った証のバッジを見せつけますが、チラリと見て無視して通り過ぎるアレンディス。

ひねくれ具合が悪化して、ついにお前の前でも本性を現したと言うカルセインはアリスティアの様子がおかしいことに、また喧嘩でもしたかと尋ねました。

そんなんじゃないと言うアリスティア。

 

帰り道はパパと一緒で、途中で街に寄りパパとデートです。

久しぶりのパパとの時間を楽しむティアはパパにピッタリくっつき歩きます。

ティアがパパと立ち寄ったのは礼服店でした。

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捨てられた皇妃【第101話】の感想!

今回はアレンディスがアリスティアに会いにいくきっかけからこれまでの彼の気持ちにフォーカスが置かれていました。

あの時、一見賑やかにモニーク邸にやってきた彼でしたが、裏では家庭内での嫉妬心や憎悪心を持ちながら自分が爵位の継承権を取る為にアリスティアに近づいていたのです。

 

アレンディスのことを敵視する父親のベリータ卿は、自分も秀才だけど自分の幼い次男が自分よりも才能があることを見抜き、ある意味でライバル視というか邪魔な存在だったのかもしれません。

一方で、病弱な兄アレクシスは自分より弱く「守ってやるべき存在」で、父親にとってはそちらの方が「息子」としては可愛かったのかも。

 

かなり鬱屈した家庭環境ですが、前に建国祭の町のお祭りで見た「影の演劇」の話を思い出しました。

あの話は、病弱な兄が恋の病にかかって見かねて父親が、青年が恋していた女性と結婚させたのでした。

 

あの話に出てくる青年は愛する人たちを想いながら自ら身を投げましたが、アレンディスは嫉妬心からの復讐という行動に出ています。

それが彼が自分でも感じている「不安を感じながら犯した失敗」なのかもしれません。

捨てられた皇妃【第102話】の感想!

アリスティアを想う気持ちから邪魔な者を排除しようとして貴族派の誘いにのってしまったアレンディス。

自分でもよくないこととは分かっていたようですが、あの時の彼にはこうするしか、自分の道はなかったのです。

 

それでも彼女はどんどん自ら前に進んでいき、たくさんの人を味方につけていきます。

当初は自分と同じ、他人に「愛されない者」で「愛情を求める目」を持っていた彼女なのに、自分だけが置いて行かれた気がしてもどかしい気持ちもあったに違いありません。

なんとも複雑だけど、彼の気持ちも分かる気がします。

 

アリスティアは騎士としても見習いながら着々と力をつけているようですね。

そんな彼女を見て、それだけ自分から遠ざかっているというルブリス・・・。

これって、アレンディスの気持ちとも似ている?

 

どちらも彼女の幸せを願いながらも、自分のものにしたいということが根底にあるで、彼女が自分の力で自分と違うところで前に進むと、自分からは離れていってしまう・・・。

すっかり今ではルブリスも、彼女となんとしても結婚したいようですね。

ルブリスが補佐官にお願いしていた「あること」が気になります。

 

そしてパパとやってきた礼服店?

礼服というと、冠婚葬祭?

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捨てられた皇妃ネタバレ【第101話・第102話】感想も!アレンの心中まとめ

捨てられた皇妃101話・102話ネタバレ、感想も紹介しました!

アレンディスの気持ち、なぜ彼女に想いを寄せたかが分かる回でしたね。

この先で二人の関係は修復出来るのかな。

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