捨てられた皇妃ネタバレ【107話・108話】ネタバレの紹介と、感想です!
「ピッコマ」連載漫画の「捨てられた皇妃」107話・●108話のネタバレと感想をまとめてみました!
ルブリスの送った大神官によって…?
捨てられた皇妃107話・108話のネタバレをしていきます!
目次
捨てられた皇妃ネタバレ【第107話・第108話】感想も!アレンの覚悟
第107話ネタバレ~襲撃の目的
モニーク邸の玄関先でアリスティアの無事を確認したルブリスは、無事が確認できたから今日はいいとそのままモニーク邸を後にします。
夜遅くに皇太子殿下がわざわざ来たのを見ていたメイド達はきっとお嬢様のことが心配でたまらなかったのでしょうと言いますが、そんなはずはないと思うアリスティア。
それでもさっき、「アリスティア」と初めてルブリスから名前で呼ばれた気がしました。
翌朝カルセインの元へ見舞うと、ベッドにはいつもと変わらない元気なカルセイン。
目は見えている様子で、いつものようにアリスティアをからかってきます。
体の回復にはまだ時間がかかるようですが、それでもしばらく安静にしていれば回復出来るそうです。
片手が使えない状態のカルセインは食べるのを手伝えとアリスティアに要求し、アリスティアも自分をかばってくれたから仕方なしと彼のかわいいワガママに付き合うのでした。
それにしても大神官の神の力の凄さに驚いたアリスティアは、大神神がどんな方だったのかとカルセインに尋ねますが、カルセインは急にオエッと食べた物を吐き出してしまいます。
何故かカルセインにとって大神官の話は禁句だったようで、その話だけはやめてくれと。
そこへ入ってきたのは、草頭・・・、アレンディス。
あの件以来、久々に会ったアリスティアはどうしていいか分からず、急いで出勤していきました。
珍しい草頭の見舞いに嫌味を言うカルセインですが、聞きたいことがあってきたと言うアレンディス。
急なアレンディスの登場に戸惑いをみせたものの、皇宮に出勤してルブリス皇太子にカルセインの目の回復を報告してお礼を言うアリスティア。
丁寧にお礼を言い、頭を下げるアリスティアを見て、どうして君がお礼を言うのだ?と聞くルブリス。
治療を受けたのはカルセインだろうと。
カルセインへの取り計らいだったことは承知していますとニッコリ笑顔のアリスティア。
そうじゃなくて、何故カルセインのことで感謝するのだ?ともう一度聞きますが、アリスティアには何を言われているのやらサッパリです。
みかねて、もういいから気にしないでくれと言うルブリス。
やっぱり自分のせいでカルセインが怪我をしたことを怒っているんだ・・・と呟くアリスティア。
横で「ちがいます」と言う補佐官ディマルクですが、彼女はルブリスの気持ちが全く分かっていません。
シーモア卿とジューヌ卿の姿を見て、昨日のお礼とともに、後ほど「陛下」にもお礼を申し上げに参りますと言いますが、陛下の勅令ではなく殿下の方だと言う二人。
補佐官のディマルクにそれって・・・?と尋ねると、建国祭の前の細工工と何かを始めた頃からルブリス皇太子がアリスティアに護衛をつけていたと言われます。
さらに、昨日の刺客はモニーク令嬢の命を狙ったものだと言うディマルク卿。
ラス邸ではアレンディスがカルセインの言葉を聞いて驚いていました。
昨日の刺客達はリサ王国からの暗殺者のふりをしていたけど、フェデン卿の剣さばきと違うのを見抜いたカルセイン。
アリスティアを庇ったときには「邪魔するな」と言われたことに、カルセインもあの襲撃がフェデン卿ではなく最初からアリスティアを狙ったものだったと。
それを聞いたアレンディスは、自分の思っていた襲撃とは違っていたことにゼナ公爵への怒りを覚えていました。
第108話ネタバレ~アレンの旅立ち
カルセインからの言葉で事実を知ったアレンディスはゼナ公爵に抗議していました。
しかし、ゼナ公爵はモニーク一族だけは生かしておけば邪魔になるとあくまでも潰すつもりのようです。
ベリータ公子もモニーク侯爵の失脚を願って貴族派の我々と組んだのだろうと言われて何も言えないアレンディス。
アレンはティアを手に入れようと必死になっていたばかりに周りが見えておらず、結果としてティアの命を狙う奴らに手を貸していたことに後悔します。
自分を狙うための刺客だったことをディマルク卿から聞いたアリスティア。
それならカルセインとフェデン卿が危険な目にあったことが自分のせいだと感じますが、今後も気を付けてくださいと言われ、皇太子命令での護衛は続けられるようです。
以前から不思議に感じていたことがそうだったのかと気づきます。
何も変わりないか?と何気なく聞いてくるルブリス。
建国祭初日に貴族派の密談を聞いていたところに危なく見つかりそうだったところに近衛騎士がいたのも、全てが自分の身を心配しての「護衛」だったことに気付くアリスティア。
この時彼女は、大神官があの日皇宮にいた理由には全く気が及んでいませんでした。
時間が巻き戻ったことで運命を変えようと、違う人生を選んできたアリスティアは、その選択によって計らずも多くの人々の歯車を変えてしまい、一人の人の運命を大きく変えてしまったことに気付きます。
ルア王国へ向かう帝国の使節団が出発する日、その使節団の中にはアレンディスの姿がありました。
カイシアンとルア王女の結婚式もあるようで数カ月はかかるようですが、アレンディスが行政府を辞めてまでその使節団に入ったことをカルセインはアリスティアからフラれたからだろうと話していました。
カルセインに自分の剣を渡すアレンディス。
カルセインは何かを感じてアレンディスの胸ぐらを掴みますが、アリスティアが走ってやってきました。
使節団へ旅立つアレンの元へやってきた彼女に、別れの言葉を言うアレンディス。
もう二度と会えないかのような言葉に、任務が終わったら戻ってくるよね?と心配するアリスティア。
あの襲撃後、アレンディスは陛下と皇太子に内密に謁見をしました。
自分が貴族派と組み、帝国の情報を流していたことを正直に話したアレンディス。
自分は命をかけて償うつもりなので、危険に晒されているモニーク令嬢を助けてくださいとお願いします。
あらゆる事態を想定して貴族派と組んだはずなのに、どうして今になって気が変わったのだと聞かれ、自分にはこれ以上彼女を守ることが出来ないと答えるアレンディス。
ルブリスからアレンディスへの条件は、貴族派へ嘘の情報を流すことともう一つ・・・それがこの使節団への同行任務だったようです。
もう帰ってこれないような言い方をするアレンに、ティアは泣きながらまた帰ってくると言ってと願います。
アレンは、ずっと僕のレディーを好きでいさせてほしいと、それだけを望んで旅立っていきました。
捨てられた皇妃【第107話】の感想!
ルブリスの彼女への気持ちが全く解っていないアリスティア。
ここまで分からない彼女にある意味イライラさせられますが、彼女はまだ時間が巻き戻る前のルブリスが頭から抜けてないのでしょうか。
自分のことを思ってルブリスが自分の為に何かをしてくれることなんてありえないという考えが頭から離れていないようです。
襲撃の報告を聞いて心配で、カルセインの家でなくてアリスティアの元へ飛んできたルブリス。
建国祭の前から彼女が心配で護衛をつけていたこと。
カルセインのことでお礼を言うアリスティアが不思議でならないこと・・・。
ルブリスとしては、いい加減自分の気持ちに気付いてくれないか・・・といった感情もあるのではないでしょうか。
今回の襲撃については、ゼナ公爵の差し金だったことは分かっていましたけど、襲撃の報告が貴族派のゼナ公爵へ行った時、その場にアレンディスもいました。
アレンディスは、リサ王国の復讐の時に運悪くカルセインとアリスティアがその場に居合わせていただけと思っていたようです。
アレンディスもこの襲撃に加わっていたのではないかと思っていたので、そこは違うようでひと安心しました。
捨てられた皇妃【第108話】の感想!
ここにきて大きな展開!
貴族派の執着したやり方にアリスティアの危険を感じたアレンディスが、ルブリスと陛下に洗いざらい全てを話しました。
自分が関わっていたこと、情報を流していたこと、襲撃がアリスティアを狙うものだったこと。
その罪で自分の命がどうなっても、アリスティアを救う為・・・。
アリスティアは自分の運命を変えようとした選択によって周囲の人たちの運命を変えてしまっていたことに気付き始めたようです。
時間が巻き戻る前のアレンディスは行政府の若き天才で、数々の画期的な政策を打ち出していた素晴らしい役人だったのに、時間巻き戻りのアリスティアの存在のことで大きく人生の歯車が変わってしまったと言っても過言ではない気がしますね。
カルセインに剣を渡して「もう自分には必要ない」と言った時、カルセインはアレンディスが帝国、そして自分達との遠く離れる決意を感じていたようです。
貴族派と組んでいたアレンディスでしたが、彼の全ての行動は純粋にアリスティアを想う気持ちからのものだった。
そしてそれが終わろうとしています。
ほっとした気もするし、寂しい気もしますが、貴族派の企てはまだ終わってないし、ゼナ公爵はもちろんアレンディスに怒っているみたいだし、陛下の体調も気になるし、帝国は何やら転換期を迎えているようだし・・・。
心配なことだらけですが、幸せなことが一つ・・・カイシアンとルア王女の結婚が決まったようです。
捨てられた皇妃ネタバレ【第107話・第108話】感想も!アレンの覚悟まとめ
捨てられた皇妃107話・108話ネタバレ、感想も紹介しました!
アレンディスは間違ったことをしたけれど、自ら自供してアリスティアを守るしかないとう選択をしまたようです。
彼の運命をガラリと変えてしまったアリスティアの存在・・・。
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