捨てられた皇妃ネタバレ【99話・100話】ネタバレの紹介と、感想です!
「ピッコマ」連載漫画の「捨てられた皇妃」99話・100話のネタバレと感想をまとめてみました!
二人で町のお祭りにやってきたティアとアレンでしたが…?
捨てられた皇妃99話・100話のネタバレをしていきます!
目次
捨てられた皇妃ネタバレ【第99話・第100話】感想も!アレンの気持ちには応えられない
第99話ネタバレ~影の演劇
町のお祭りで踊ろうと誘われて、知らない曲ながらも直感で踊り出すアレンとティア。
町の人たちはかわいいそのカップルを囃し立てます。
お祭りでは演劇も行われており、「影の演劇」なるものが本日最終公演ということでティア達は観てみることにしました。
断ち切ろうとしてもどこまでも追いかけてくる過去の記憶の影に、自分の人生も演劇のようなものかと感じているアリスティア。
影のある人がその影から抜け出す為にどうすればいいと思う?とアレンに尋ねると、アレンはこうすればいいんじゃない?とギュッと肩を抱き寄せます。
こんな方法は一時しのぎにしかならないという彼女に、影からしてみれば自分の存在が否定されるということで、影が悲しむと言うアレン。
アレンにとって影とは・・・と話していたころ、演劇が始まりました。
影の演劇は、舞台に下ろされた白い幕に光を当て役者の影を映し出す劇です。
とある村に住む美しい少女の話で、彼女の元に届く手紙の差出人に恋をするのですが、その差出人は隣村の貴族の生れの好青年。
しかしその青年は妾の息子という立場を気にして彼女に会いにいけず、自分の身体に流れている「呪われた血」を悔やみます。
ある日、青年の病弱な兄が少女に一目惚れして恋の病を患ってしまい、見かねた父親が兄と少女を結婚させることにしました。
愛しい人と自分の兄が結婚するという事実を受け止められない青年は、結局想いを伝えられないまま、断崖絶壁から身を投げてしまいます。
演劇が終わり、「悲しいけどきれいなお話」だったという感想のティア。
演劇で花をもらったティアはこのお話が気に入ったようです。
帰る前に食事していこうと、レストランに入る二人。
食事を待つティアのもとへアレンは花束を持って現れます。
ティアに初めて花束をあげる人になりたかったというアレン。
僕のレディー、ずっと伝えたかったことがあると、「好きだ」とあらためて恋心を伝えて、いつかティアがモニーク家を継ぐ時は僕だけのレディーになって欲しいと言われます。
ティアは、いつかこの日が来ること、彼が自分に想いを寄せていることを感じていましたが、アレンには自分の気持ちを伝えなきゃと正直な気持ちを言いました。
アレンの気持ちには応えられないと。
第100話ネタバレ~クィーンにはなれない
アレンの恋の求めに応えられないと見切りをつけて自宅に戻ったアリスティア。
自室に籠って誰とも話ができない様子で、メイドやパパも心配していますが、出てきません。
アリスティアは、アレンと初めて出会ってから今まで、彼の存在が心強くもあったけどそれは大切な「お友達」で、彼を異性として見ることは出来なかったのです。
また、今の自分の世界は既にアレンを中心として回ってはおらず、たくさんの人に出会って世界が広がっていたのでした。
アレンの気持ちは分かっているので、「ごめん」としか言えず、涙を流すティア。
夜中に部屋にあったチェス盤上の駒を見て、昔アレンとよくチェスをやったことを思い出していました。
何度やってもアレンには勝てず、78戦で78敗。
何故勝てないの?というティアの疑問に、ティアがルークとナイトばかりを使うからだと話しました。
自分みたいにビショップを使ったり、クィーンもあると言われてもう一度勝負してみると、なんと次は引き分けになったのです。
他の駒を使うだけでこんなに変わると、これからはこれがティアの武器になるかもしれないと白のクィーンを渡されました。
その時のことを思い出し、白のクィーンを手に取って床に落とすアリスティア。
自分はこの駒は相応しくなく、自分などが触れていいものではないと考えています。
本物の「クィーン」が来るまでボードの隅、一生日の当たらない場所で暮らしていこうと決めた卑怯な自分を好きになってくれたのは何故?とアレンを思いました。
アレンディスは自部屋で、いつものように兄に気遣う両親の声を聞きながら一人ティアを想います。
初めてティアに会った日、彼女が瞳の奥に子供らしくない歪んだ感情を隠していることに自分と同じものを見つけた気がして、その瞬間からティアを自分だけのものにしたかったようです。
捨てられた皇妃【第99話】の感想!
アレンとティアの二人だけのデートでした。
この二人が仲良くこうやって過ごすのは、いつぶりでしょうか。
町で行われていた演劇の内容、ティアは自分の運命と重ねて気に入ったのか、全くのフィクションで「きれいな話」として気に入ったのか、おそらくは後者でしょう。
自分の運命とは違う話としても、「呪われた血」という劇に出て来る青年には、ティアのお母様ジェレミアのことが頭に浮かびました。
ジェレミアも「呪われた血」によって運命が決まってしまった事実。
劇中では青年が兄を含めて「愛する人たち」の事を思いながら自分の身を投げてしまった話がとても印象的でしたが、アリスティアが「きれいな話」と感じたのは、きっとこの話に「復讐」や「憎悪」が無かったからではないでしょうか。
あらためて恋を告白したアレンディスでしたが、アリスティアには応えられないと言われてしまいました。
どれだけでも待つと言い、今は彼女の答えを遮ろうとしていたのは、今はきっとこう返されることが彼には分っていたからではないでしょうか。
それでもやはり応えられないとはっきり言われてしまったアレンディスはこの後どう行動に移す?
捨てられた皇妃【第100話】の感想!
アレンとの恋に一方的に見切りをつけたアリスティア。
アリスティアにとってアレンディスという存在は、大切なお友達以上には発展することがなかったということですね。
確かに時間が巻き戻った時に、周囲に警戒しながらパパだけに甘えていた時に初めて心を許せる友達として心強い存在だったけど、今では自分で切り開いていったことでたくさんの人がアリスティアの味方でいてくれるということを実感しているようです。
チェスの駒では、自分はルークとナイトしか使わないこと。
ルークはチェス盤では一番端、そしてナイトはその隣で、この二つは端の二つなんですね。
アレンが使うビショップと、ティアが触れることが出来ないというクィーンはキングを挟んだ両隣のキングにとって大切な存在。
そんなクィーンには、自分には分不相応・・・。
アリスティアにはまだこの気持が強く残っているのですね。
「美優」が現れて、世界が変わり、真の世界が分かるまでは日の当たらないルークでいようという彼女の気持ちが分かる気がします。
捨てられた皇妃ネタバレ【第99話・第100話】感想も!アレンの気持ちには応えられないまとめ
捨てられた皇妃99話・100話ネタバレ、感想も紹介しました!
アレンディスの気持ち、彼が本気で愛を告白することも分かっていたけど、実際にこの日が来たら断る以外に選択肢を持てないアリスティアでした。
アレンディスは彼女が自分と同じ暗い影を持っいるところに惹かれていた・・・。
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