無事に内定が決まって、4月から新社会人を迎えるみなさんは、ドキドキな毎日を過ごしていることと思います。
そこで、人生初の新入社員の給料(初任給)について、いつ貰えるのか(振り込まれるのか)や、給与の支払いの仕組みについて解説したいと思います。
新入社員の給料がいつもらえるかや、初任給が振り込まれる時期を把握しておけば、初の給料までそわそわしなくて済みますよ!
目次
新入社員の給料は4月のいつ振り込まれる?
一般的な企業であれば、新入社員の給料(初任給)は、4月に振り込まれます。
みなさんもよくご存じの労働基準法第24条に賃金支払の5原則というものが存在。
原則が5つあるうちの4と5に、給料は「毎月最低1回、一定日に支払う。」といったルールを定めています。
この、一定日に支払う、というのは支払日を固定することを国は企業に義務付けているため、「その月の25日に支払う」と支払日を特定しなくてはいけません。
毎月同じ日にちにお給料がもらえるなら安心ですよね。
新入社員の給料(初任給)の振り込まれる時期は締め日によって異なる
実は、新入社員の給料(初任給)は、4月に振り込まれるのが一般的ですが、会社の規定によっては5月に振り込まれる場合があります。
そして、会社の給料の振り込まれる時期は、締め日によって異なってきます。
締め日は3つのパターンがありますので、1つ1つ見ていきましょう!
「月末締め当月25日払い」のパターン
このケースでは、新入社員の給料(初任給)は、4月25日に満額支給されます。
入社日の4月1日から4月30日まで働いた分が4月25日に振り込まれるシステムですね。
このシステムの場合は、26日から30日に発生した残業代は、5月に振り込まれることになります。
また、余談ですが、25日が土日祝日であった場合は、前日の24日に振り込まれるか翌営業日に振り込まれることも。
これはその会社の決めたルールによります。
翌営業日に振り込まれるルールの場合、あてにしていた給料の振り込みが遅くなり、せっかくの土日が遊べなかった、なんてならないようにしっかりと確認しましょう。
「15日締め当月25日払い」のパターン
次に、「15日締め当月25日払い」のパターンでは、4月25日に4月1日から4月15日までの働いた分が日割りで振り込まれます。
この場合は、残業代も一緒に4月25日に振り込まれますよ。
私は、今までに3社経験していますが、この15日締め当月25日払いになったことはありません。
少し珍しいパターンなのではないでしょうか。
新入社員の給料(初任給)の振り込みがGWに間に合わない可能性も?
そして、なんと新入社員の給料(初任給)5月以降に振り込まれるパターンが存在。
「月末締め翌月10日払い」といったパターンです!
この場合の新入社員の給料(初任給)は、5月10日に振り込まれることに。
せっかく1ヶ月働いたのに、給料が翌月の5月に振り込まれるというのは痛いですね。
この点は、内定をもらって入社すると決めた時点でしっかりと確認をしておきましょう。
新入社員の給料(初任給)の振り込み時期は就業規則で調べるか総務に問い合わせしよう
一般的な会社であれば、入社初日(4月1日が多い)に入社式があります。
入社式終了後、もしくは翌日に総務部か人事部の方から会社の就業規則について説明があることでしょう。
そこで、給料(初任給)の振り込み時期について教えてもらえます。
もし「聞き逃した」という方は、もう1度総務に確認してみるか、就業規則を調べてみましょう。
就業規則には給料の締め日についての記載があるのが一般的です!
まとめ
新入社員の給料(初任給)は、会社のルールによって異なり、締め日によっては5月に振り込まれます。
私の経験では、給料の支払い日は25日前後が多いとの印象です。
損をするわけではありませんが、振り込まれる給料が少なかったり、5月に持ち越しになったりするとショックですよね。
その時になってショックを受けると大変なので、ぜひ、自分の給料はいつ振り込まれるのか、しっかりと確認しましょう。
総務や人事の方に、給料(初任給)が振り込まれる日を質問するのは、全然恥ずかしいことではありません。
むしろ、総務や人事の方も会社に雇われている従業員ですので、給料については気にしているはず。
遠慮せずにどんどん聞いていきましょう。
みなさんが楽しい社会人生活を送ることを願っています。
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